懐かしい昭和の映画館の面影を残す入り口が、来館者をお出迎え。
扉の上では、寅さん自らが館名の看板文字を取り付け中。なかなか位置が決まりませんが、寅さん記念館の名誉館長である山田洋次監督の言葉にあるように、この施設は永遠に未完成で進化し続けている象徴なのです。ただ、あまりにも時間がかかりすぎて、小鳥が止まってさえずっていますね。
よく見ると、寅さんの右足の雪駄が真下の床に落ちています。京成電鉄の柴又駅前には有名な「フーテンの寅像」がありますが、ゲン担ぎの受験生が「落ちない」ように寅さんの左足をなでているため、ピカピカに光っています。
寅さんの下にある「寅ネコびっくりポスト」にお手紙(=来館者アンケート)を入れると、あらびっくり、寅ネコがご挨拶します。お帰りの際には、ぜひ投函してみてくださいね。