日本を代表するフィルムメーカー・山田洋次
日本を代表する
フィルムメーカー・山田洋次
山田洋次
映画監督/Film Director
生年月日: 1931年9月13日
出身: 日本/大阪
1931年生まれ、大阪府出身。54年、東京大学法学部卒。
同年、助監督として松竹入社。61年『二階の他人』で監督デビュー。
1969年『男はつらいよ』シリーズ開始。他に代表作として『家族』(70)、
『幸福の黄色いハンカチ』(77)、『学校』(93)、『たそがれ清兵衛』 (02)、『家族はつらいよ』(16)など。
2019年には第1作から50年を迎えた『男はつらいよ お帰り 寅さん』、また
2021年には『キネマの神様』が公開された。
また演劇では2007年歌舞伎作品『人情噺文七元結』を補綴、演出。
他に新派『麥秋』(10)、『東京物語』(12)、舞台『さらば八月の大地』(13)、
『マリウス』(17)の脚本・演出をてがけた。
2019年には初の松竹新喜劇となる『新喜劇 大阪の家族はつらいよ』の脚本・演出を
てがけ、 2020年2月には新橋演舞場にて再演された。
2008年より日本藝術院会員、12年に文化勲章を受章。
山田洋次監督
"山田洋次もう一つの世界"に出会う
"山田洋次もう一つの世界"に
出会う
「山田洋次監督の想い」として、半世紀におよび制作してきた作品への想いや
フィルムにこだわる映画づくりなどを通して、作品の新たな魅力、奥深さに触れられます。
山田洋次ミュージアムのフロアマップ
1
プロローグ
フィルムメーカー山田洋次
"もう一つの世界"
『男はつらいよ』以外の映画作品、脚本家、舞台演出家など、山田洋次"もう一つの世界"と出会うプロローグ。
2
テーマ1
デビュー作から
『男はつらいよ』誕生まで
1961年『二階の他人』の監督デビューから『男はつらいよ』誕生まで、初期の時代の作品を紹介。
3
テーマ2
家族とは
山田監督が追い続けるテーマ「家族」。
さまざまな家族の物語から、幸せとは何かを問いかけます。
4
シンボル
ステージ
フィルムよさようなら
山田監督の映画作りの土台となった松竹大船撮影所のジオラマやキャメラ、照明、録音、編集機材を中央ステージに展示。
5
テーマ3
立ち止まり、振り返る
高度成長期、発展の陰で失われてしまったモノ。過去を舞台に、日本人が大切にするべきモノとは。
6
テーマ4
教育とは
社会から弾き飛ばされた人たちが学ぶ姿を通して、学ぶこと、教えることの素晴らしさを描きます。
7
テーマ5
時代劇3部作

初の本格的時代劇に取り組んだ山田監督。

凛とした平侍の生きざまを描いた3作品を紹介。

8
テーマ6
人々の苦難に寄り添って
「身につまされるような映画」を常に目指して創作してきた山田監督。阪神淡路大震災、東日本大震災という大惨事を経た人々に作品を通してメッセージを送ります。
9
柴又キネマ
山田洋次全作品予告篇
フィルム上映をしていた頃の懐かしい映画館の雰囲気で、山田監督の全作品の予告篇をお楽しみ頂けます。
10
テーマ7
名作に挑む
現代を舞台に姉と弟の新たな物語を紡ぎだした山田洋次版『おとうと』。そして、小津安ニ郎監督の『東京物語』をモチーフに現代の家族を描いた『東京家族』を紹介。
11
テーマ8
半世紀を越え、
新たな映画づくりへ
監督デビューから半世紀を越えて新たな映画作りに取り組む山田監督の2作品『小さいおうち』『母と暮せば』を紹介。
12
テーマ9
喜劇ふたたび/新作紹介コーナー
山田監督の平成の喜劇作品『家族はつらいよ』シリーズ3作品と映画『キネマの神様』を紹介。
13
監督の部屋
多彩な創作活動
映画監督にとどまらず、脚本、TVドラマ、演劇、落語など、多彩な創作活動を探ります。
14
渥美清へのオマージュ
山田監督の盟友であり、不世出の役者「渥美清」の足跡を国民栄誉賞を含めた展示物などから振り返ります。
ご利用案内
開館時間 9:00~17:00(なるべく閉館30分前までにお入りください)
休館日 第3火曜日(ただし第3火曜日が祝日・休日の場合は、直後の平日)
及び12月第3火・水・木曜  ※年末年始も営業致します
入館料 【葛飾柴又寅さん記念館との共通券】
一般:500円/児童・生徒:300円/シルバー:400円
お問い合わせ 葛飾柴又寅さん記念館
TEL:03-3657-3455