山田洋次
(やまだようじ):映画監督/Film Director
1931年生まれ、大阪府出身。54年、東京大学法学部卒。
同年、助監督として松竹入社。61年『二階の他人』で監督デビュー。
1969年『男はつらいよ』シリーズ開始。他に代表作として『家族』(70)、『幸福の黄色いハンカチ』(77)、『学校』(93)、『たそがれ清兵衛』(02)、『家族はつらいよ』(16)など。
2019年には第1作から50年を迎えた『男はつらいよ お帰り 寅さん』、2021年には『キネマの神様』、2023年には吉永小百合&大泉洋が親子役で初共演した『こんにちは、母さん』が公開された。そして、2025年11月には、倍賞千恵子&木村拓哉出演による最新作『TOKYOタクシー』が公開を控える。
演劇では2007年歌舞伎作品「人情噺文七元結」を補綴、演出。他に、新派「麥秋」(10)、「 東京物語」(12)、舞台「さらば八月の大地」(13/演出のみ)、音楽劇「マリウス 」(17)、松竹新喜劇「新喜劇 大阪の家族はつらいよ」(19)、歌舞伎座公演「文七元結物語」(23)で、脚本・演出を手掛けている。2024年1月には、「東京物語」が、初春新派公演として、東京三越劇場にて再演された。
2008年より日本藝術院会員、12年に文化勲章を受章。