2011年9月17日(土)、寅さん記念館では、開館以来の入館者数350万人を達成しました。
350万人目のお客様は、札幌市よりお越しの高橋さんご夫妻でした。
寅さん記念館の無料休憩室で式典を開催し、350万人目の認定証、花束、寅さんのイラストが贈られました。
350万人目となった感想を聞かれると、「ただただ驚いています。」と、突然の出来事に戸惑いつつも、「妹思いだけど、結局はおいちゃん・おばちゃんに甘える寅さんがいい。」と、映画の感想を語ってくださいました。
寅さん記念館については、「映画と同じ精密なセットでびっくした。」と話し、初めての来館を満喫していただきました。
式典に続いて、「ちび寅くん」の認定式を行いました。
千葉県在住の「ちび寅くん」こと吉野くんは、寅さんが大好きな小学校3年生。3年ほど前から寅さん記念館にたびたび顔を見せるようになりました。
「人情がいっぱい感じられる寅さんが好き」と話し、映画と展示から得た寅さんの知識は大人顔負け。帽子、雪駄、腹巻き、トランクなど寅さんおなじみのスタイルと、寅さんの少年時代を思わせる顔立ちから「ちび寅くん」と呼ばれ、噂を聞いた山田洋次監督との対面も果たしました。
認定式では、認定証の授与に続き、寅さん記念館の1年間フリーパスポート、寅さんの必需品等(目覚まし時計、虫眼鏡、手相占いの本、500円札など)をミニトランクにつめこんだ「寅さんセット」をプレゼントしました。
かわいらしいちび寅くんの登場に、会場は和やかな空気に包まれました。
ものまね寅さんの野口陽一さんと一緒にタンカバイや歌を披露し、2人の息の合った掛け合いに、客席からは大きな拍手が贈られました。
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