銭湯

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下町だからこそ、深く浸れるノスタルジー。心も身体もほぐれる銭湯めぐり。

銭湯
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郷愁誘う、裸のつきあい

風呂桶を片手に暖簾をくぐると番台があり、湯煙が立ち込める浴場では、桶が床にあたる甲高い音が響く。脳裏に浮かぶ銭湯の原風景に、誰もがノスタルジーを抱くことでしょう。かつては庶民の生活の一部であった銭湯も、各家庭への風呂の普及とともに利用者は減ってきました。とはいえ広々とした湯船でゆったり手足を伸ばし、身体がほぐれていく心地よさは何ものにも代えがたく、"裸のつきあい"は娯楽のひとつとして今でも親しまれています。葛飾区内には多くの銭湯が残っており、下町ならではの情景と相まって、他では味わえない風情を感じていただけることでしょう。

海外でも注目の、江戸時代からの社交場

風呂に入る習慣は、6世紀に仏教とともに渡来したとされています。仏教では沐浴の功徳を説いており、人々の汚れを清めることは、仏に仕える者の重要な役割であると解釈されていました。寺院などが庶民に入浴を施す「施浴」が、風呂のはじまりだとされています。
時を経て入浴という行為が一般に広く浸透し、江戸時代には銭湯が、庶民が裸の付き合いをする憩いの場へと発展していきました。客をもてなす多様なサービスも生まれ、さながらサロンの様相だったとか。ちなみに江戸末期までは、男女混浴だったそうです。
近年では海外でも、日本の伝統的な文化・風習として銭湯の注目度が高まっており、下町の銭湯を目当てに来日する外国人観光客も少なくありません。裸でつきあう異文化コミュニケーション、あなたも肌で感じてみませんか。

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