花火大会

花火

江戸の夜空を染める、夏の風物詩。下町情緒が、いっそう感傷的にさせる。

花火
花火

都内屈指の臨場感と迫力

夜空を鮮やかに染め上げる花火は、まさに夏の風物詩。色とりどりの閃光、くすむ硝煙のにおいや轟く破裂音に、遠い日の思い出がよみがえるという人もいらっしゃることでしょう。葛飾区でも毎年夏に葛飾納涼花火大会を開催し、江戸川河川敷周辺は多くの人で賑わいます。1時間の間に打上げられる花火の数は、スターマインをはじめ盛大に約1万発以上。趣向を凝らした様々な花火が真夏の夜空で弾け、観ている方々を魅了します。観客席が打上げ場所から近いため、都内屈指の迫力、臨場感を味わえると評判になっています。

日中、先に情緒を味わうのが粋

江戸の花火大会の起源は、災禍で命を落とした人々への「鎮魂」と、今生ける人の平安のための「邪気浄化」と言い伝えられています。現代の花火大会では、その背景は影を潜め、納涼と華やかさがモチーフとなっています。花火大会の喧騒の中で、花火に込められた「鎮魂」「邪気浄化」のことを知っていれば、花火を楽しんでいる自分、つまり生きているということの素晴らしさを感じられるはずです。 1953年(昭和28年)7月25日に始まった葛飾納涼花火大会は、葛飾の夏の夜空と日本人の心を照らし続け、2016年(平成28年)で第50回を迎えました。誰もがそろって華やぐ天を見上げる祭事のロケーションとして、葛飾の下町情緒はぴったりなのかもしれません。花火大会開催当日は、是非とも日中から葛飾に足を運んでいただき、会場近くの柴又帝釈天とその参道、また寅さん記念館などを散策するなど、下町風情を存分に味わった後にご覧になる花火も、粋なものではないでしょうか。

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