この山本亭は実業家の山本氏の住居を昭和63年3月14日に葛飾区が取得したもので、平成3年4月から一般公開しました。
浅草の小島町一丁目に住んでいた山本栄之助氏は、大正12年9月1日の関東大震災で被害を受け、製瓦業者の屋敷跡(当地)に移り住みました。
山本亭の土蔵は、栄之助氏が屋敷跡を取得した当時からあり、改修は行われていますが、残念ながら築造年は判明しておりません。
現存する建物の中で一番古い建造物となります。
大正15年から昭和2年頃、東棟の玄関・廊下を改修し、西棟および蔵前廊下の新築をして、当時としては珍しい二世帯住宅の形となりました。
昭和5年、東棟の湯殿を火災で焼失。その頃、居宅の改修が施され、鳳凰の間(洋室)を新築して、ほぼ今日の状態と同じになりました。
和洋折衷様式の特異な長屋門は、昭和5年から8年に居宅兼用であった古い長屋門を取り壊し、新築されたものです。
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