この団子屋にはいつも優しさに満ち溢れたおいちゃん・おばちゃん・さくらがいる。
そして寅さんにまつわる美しい女性、悩める人、不幸せな人……
さまざまな来客を温かく迎え、家族のようにもてなし、そして客人はそこで癒されて帰ってゆく。
寅さんもこの家で癒されて、また旅に出る。
この空間は、日本人の「心のふるさと」そのものかも知れない。

寅さん記念館には、映画「男はつらいよ」の大船の撮影スタジオで実際に使われていた「くるまや」のセットが展示されています。
中に足を踏み入れると、寅さんの名セリフや、柴又の人々の笑い声が聞こえてくるようです。
映画にいつも出てくる茶の間の団らんシーンや、店先で起こる騒動を思い出しながら、お楽しみいただけます。

この柴又の小さなお団子屋さんは、寅さんが帰ってきたくなる場所であり、私たちにとってもどこかなつかしく、なぜか居心地のよい場所なのです。
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